top of page

二重橋前(大正期)

皇居から出御する明治天皇の鹵簿を描いた石版画。1894年の日清戦争において広島大本営へ向かうために出発した 際の様子を描いている。

即位式典のため皇居から京都へ向かうため出発する大正天皇の鹵簿(1915年)

皇居前(大正期)
左の煉瓦建築は司法省。中央は参謀本部。

桜田門(大正期)

皇居前(大正期)
左に桜田門の渡櫓が見える。中央は二重橋。手前には楠正成銅像も写る。

皇居前(大正期)
馬場先通りから皇居方面。左手奥に富士見櫓、中央に桔梗門、右に桜田二重櫓が写る。

馬場先門に建設された凱旋門(1906年)
日露戦争の戦勝を祝う凱旋門。馬場先門は1904年に取り壊されたが、同じ場所に凱旋門が仮説された。

皇居前の戦利品(石版画:1906年)
日露戦争の戦利品(兵器)が皇居前に陳列された際の様子。日本の戦勝を広くアピールするため、1906年4月から数か月にわたり大小さまざまな兵器が置かれていた。皇居前が祝祭の空間として、また日本の発展を宣伝する国威発揚の場として利用されていたことが分かる。

皇居前の万歳門(石版画:1914年)
大正天皇の即位式典に合わせて皇居前に建設された奉祝門。この門を通過した天皇の鹵簿は、同年に竣工した東京駅から京都へ向かった。画面には儀仗兵が鹵簿を先導する様子が描かれる。背後には日比谷公園、霞が関の官庁街のシルエットがある。
bottom of page